オクトゴナルの名品だと思います。

１８世紀シャンティ窯のオクトゴナルの大皿です。
（シャンティ窯は，１７２５−１７８９年で閉鎖された窯です）

卵色の優しい肌に
全体的にどの角度から眺めても
虹色にハレーションする釉薬が美しく

初期のオクトゴナルは
こんなにも素晴らしかったのだなと感動した器です。

おなじくパリ近郊の窯で
製作されるクレイユやモントローとは
手が少し異なるように思います。

シャンティ窯の刻印あり。
肌の感じや釉薬の具合からも
シャンティのオクトゴナルの中でも古手の器だと思います

２８センチの大皿。


ほぼ完品。

こんな良いコンディションで残っていてくれたのは
奇跡の様です。

オクトゴナルと１枚だけ持つのなら
このお皿がいい・・・と思いました。