１８世紀後期〜１９世紀初頭の
ムスティエ窯のこっくりした白釉のクレーム・ポです。

ころんとしたフォルムと
持ち手の果実のエンボスが愛らしくて
艶のある白釉からのぞくピンク色の景色が
ムスティエらしいと思います。


古い時代のムスティエならではの
デルフト窯に良く似た
虫食い跡も見られ

底と蓋の裏に１８世紀後期頃と推測される
しっかりと時代のある手が見てとれます。

クレーム・ポとして・・・
またエスプレッソなどを飲むカップとしても。

ジャムポットやマスタードの器としても
重宝すると思います。

釉剥げはありますが
ラインや欠けの無い
とても良いコンディションです。