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すべての商品 > 19世紀中 天使と額に入った貴婦人 リネンPATCHファブリック 74×143
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ものがたりの様なリネンです。フランス19世紀中期頃のリネン(LIN=亜麻)のパッチのファブリック。19世紀,布が貴重な時代に大きな布地が,使われて・・使い込まれていく間でコンディションの良い部分だけを繋げてPATCHにして向きも一定では無いのですがドキドキする様な1枚の大きなパネルになっています。優しい表情で弓を射る天使。リボンとロワゾーと花籠。額縁に入った,フルートを吹くムッシュと犬を傍らに貴婦人。そしてそれを囲む羊達。小さなパッチは手縫いで古手のもの。最期の仕上げはミシン縫いで布が作られてから数十年ほど経ってから。この1枚のPATCHを作るのにかかった長い年月が見て取れ薄いエクリュ色と深いグリーンが薄く儚い風情になっていて1つのものがたりを読んでいる感覚になります。画像に全て撮っておりますがあまり目立ちませんが薄い汚れが一部分にあります。糸のほつれなどはありますが破れや大きなシミなどダメージは無く良いコンディションです。時代・色目・意匠・布が出てきた場所など考察しますとトワルドルーアンもしくはナントあたりでは無いかと思います。今フランスでもPATCHはとても人気があり時代のしっかりあるこの手のPATCHはほとんど出てきません。PATCHの風情と19世紀のジュイ柄がおすきな方はぜひ。日本ではほとんど出逢えないお品だと思います。丈夫なリネン素材ですので夏の午後のテーブルクロスや窓辺やソファーにふんわりと。汚れのある部分です。裏のダメージはこの部分のみです。