ほんもの・ほんものしています。

１７８０年〜１８００年代前半の
神話モチーフの女神の布をパッチして
キルトにしたファブリックです。

貴族やブルジョワ階級が
天蓋ベッドに取り付けたもので
当時の最高級の技術で作られたコットン布だと思います。

パリ近郊からのブルジョワ階級からのウブダシ品。
地域・時代的・意匠で
ジュイもしくはナントで制作された布では無いかと思いますが
はっきり断定は出来ません。


濃いルージュ・薄くて儚いルージュ
柔らかなルージュ・・・と
様々な赤の色目が良くて

たくさんの女神が戯れるモチーフと
古い時代の女神の表情は
飛び切りの絵画の様です。

裏は上部が麻（ヘンプ）。
下部は，表の布と同様。
中央が解いてあります。

このままでも使用できますが
ヘンプや白のリネン・赤のコットンなどで
パッチして強度をつけても素敵です。

総手縫い。

表面に４．５センチの切れあり。

他数ケ所，小さな切れはありますが
染みや大きなダメージは無く
この時代の布にしましては
とても良いコンディションです。

触ると柔らかく
肌に吸い付くような肌触りで
現代の布とは全く違う風合いです。

ヘンプも１９世紀前半の古手です。

画像よりも実物の方が
素敵です。

様々なインテリアや
カーテンの上部に。
またちくちくの材料に素敵にご活用ください。

現地価格にしていますので
大切にして下さる方に・・・。