小粒（米粒ですが^^。）でもぴりりと辛い
山椒の様な器だと思います。

１８世紀ポントシュー窯の
クレーム・ポの器です。


他にない独特の触り心地。

蓋の持ち手の小さな部分に
虫食い跡があり

内側の艶のある美しい白釉など

嬉しくなってしまう程に
ディテールが素敵です。　



１９世紀初頭に
 ＧＩＥＮ窯の創業者トーマス・ホールが
ポントシューの工場を買収した後
ＧＩＥＮ窯でもポントシューのオマージュとして
この米粒シリーズが制作される様になりました。


有名な器ですが
今では稀少かつ高価になりすぎて　
博物館や本でしか　なかなか見ることは無くなりましたが
実物は驚くほどに存在感があり
素敵な景色の器です。

眺める角度によって
景色が異なり
名品中の名品だと思います。

極小のチップはありますが（画像）
完品に近い
ＧＯＯＤコンディションです。

残っていてくれてありがとう。