あまりに繊細で美しいオブジェだったので
日本に持って帰らずにはいられませんでした。


１９世紀中頃でしょうか。
ルイ１５世様式の
cadrage　de　penduleのオブジェです。
（直訳すれば　振り子の枠組み）


大変凝った作りで
オブジェの表面は　手仕事で模様が施されていて
上部・正面には　葡萄や葉っぱなどの美しいレリーフが。

台座はベルベットで
正面にはレリーフ。脚は前方が猫脚で
後方が木にオブジェを同素材を巻きつけていて
細部にいたるまで大変凝った作りです。

金具・留め具まで全てオリジナル。
布に破れ・下の台座部分のレリーフの小さな剥がれ
側面に若干の青錆びが出ていますが
大きなダメージは無く
とても良いコンディションです。


１９世紀のブルジョワ階級・貴族階級仕様で

ネーミングからも　ひよこちゃんの部分に
恐らく時計を入れて飾り時計として使われたのではないでしょうか？

オブジェとして・・・
また中に懐中時計などはめ込んで置き時計として。

遥か昔と同じように時を刻む
素敵なインテリアになると思います　

画像よりも
実物の方が素敵で
本物感いっぱいで
初見ですが
滅多に出てこないお品だと思います。

ＳＩＺＥ：２５×１０×３８センチ