景色が ものがたりの様に美しい銀の器です。
1860−85年のクレールフォンテーヌ窯の印。
ボウル本体は銀彩がきれいに残っていて
白のお花の意匠とのコントラストが素敵です。
蓋は ほとんど銀が消えていて
蓋の蕾の部分が唯一 銀彩だった名残があります。
ぼんやり 薄れゆくい色目が
儚い風情で良いと思います
ボウルと蓋 それぞれが異なるニュアンス。
色目は消えかけていますが
蓋裏リムに極小のチップがあるだけで
ほとんどダメージの無いgoodコンディションです。
すっかり季節を外しましたが
ノエルの頃や お月見に・・・。
昔のフランスの器は
今見ても新鮮でエレガントですね。