時代のしっかりある水切り皿です。

ムスティエ村から東に１０キロほどの
リエの村からの出物。
１９世紀初頭頃のムスティエ近郊の窯だと思います

赤土にとろりとした白釉がたっぷりかかっていて
古い時代ですので
虫食い跡や白釉のムラなど手の甘さがあります。

リムに製造時のキズ（盛り上がり）が一つ。
ラインやチップなど無い
とても良いコンディションです。

チャームポイントは
古い時代ゆえの
フォルムの歪みでしょうか。
どの角度から眺めても
微妙に歪んでいて　くすっと微笑ましい景色になっています。

こういう古手の本物感のある
水切り皿を探されていた方に・・・

実物は　かなり古い時代の器だとわかる跡が
あちこちにあり　触っても釉薬が盛り上がっていたりで
とても楽しい器です。

色を引き立てますので
鮮やかな色の果物やお野菜などを・・・