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１９世紀初頭 ニーム天然インディゴの南仏ピケ
１９世紀初頭頃。
南仏ニームからのウブダシ品で
ブルー・ド・ニームの天然インディゴの綿布のピケのはぎれです
裏も古手の同時代の綿布で
触った感覚も 時代があるのがわかる肌触りです
ニームのインディゴの本にも
よく似た意匠のインディゴのものが出ていましたが
天然染料のインディゴ×黄色の色目も
すてきだと思います
総手縫い
裏も 美しい意匠で
両面楽しめるキルトです。
よく見ると 裏の青は手彩色で
ルイ１４世様式の素敵な意匠です。
裏面に若干のシミありますが
大きなダメージありませんん。
２辺手縫い処理。
２辺
切り離し
この意匠は 似たもので黄色×赤のものをオランジュやオベルカンフでも
１８世紀に作られていて
恐らく １８〜１９世紀初頭までの
スペシャリテの意匠だったのだと思います
このインディゴと天然染色の黄色のもの
布本でも よく見ます
