１９世紀初頭〜前半の
フランスの美しいクリスタルガラスの器です

銅製回転板での繊細なグラヴュール加工の上に
金彩が施されてあって。金のグラヴュール加工は
細部まで美しく
全体は　お花のフォルムになっているので
お皿に金のお花を敷き詰めたような風情になっています

当時　ここまでの技術のあるガラス工場は限られるので
バカラ、サンルイあたりのブルジョワジーからの特注品だと思います

大きさもしっかりあり
立ち上がりも綺麗です

大きな吹きガラスのポンテ跡が
素敵で　手仕事の跡が全体にしっかり見て取れます


静かな月の光の様な　しっとりした金の色目です。
使われた形跡が少なく　中央にキズはありますが
大きなダメージがないので
ブルジョワ階級のお家で
大切に　大切に長い間　飾られていたのだと思います　

ボヘミアグラスが フランスでオマージュされたら
こんなに洒落て可愛くなりましたよって
いう見本の様です ^^

エレガントで大きくて可愛いので
ノエルの頃　ケーキをホールで飾ったり
シュトーレンや１３デセールを飾っても・・・

夏は　氷を敷き詰めて
フランボワーズやいちご　桃などを置いて
シャンパーニュなどに入れて頂くのも楽しいと思います　^^

飾って　使って　眺めて
楽しい逸品です

極上のクリスタルをお探しだったかたに・・・

クリスタルの酸化鉛の含有率が高いので
約１・６キロあります。
クリスタルも金も上質で　古き良き時代の
ブルジョワ階級の　お城の食卓の風景が目を閉じれば
浮かんできそうな・・・そんな器です