初見でした。

夏にプロヴァンスの
現地のプロ用のシャトゥで開催された蚤の市で
出逢った
１９世紀の絹のタブリエ・ブルジョワジーです

ブルジョワジーが食事の時に
首にくるんと紐を縛って使用するタブリエで（赤ちゃんの涎掛けのイメ−ジです）
実際に着用してみますと
ポケットが胸元に２つ付いていて
長さがたっぷりあって
とても可愛らしいフォルムなのです。

お城から出てきた
タブリエ・ブルジョワー、紫の染色（天然染色だと思います）も絹の
手仕事の跡も美しくて　１枚のオブジェの様な美しい在り方です

おばあちゃまの食事の時に実際に使うと
可愛らしくってエレガントで 食事が楽しくなるような付け心地で、
現代には無い感じなので
デザイナーさんや服作りの職人さんは　パターンをとられても。

無造作にイスやソファーにかけておくだけでもエレガントです

経年で　茶色っぽくなった色褪せ部分はありますが
破れや大きなダメージありません


裾やダーツやポケットの処理など
昔のクチュリエの総手仕事の縫いも
素敵です
縫い糸はコットンだと思います

現地のプロの仕入れる場所で
仕入れられたので　可愛い価格にしていますが
実際には数が少なく　プロヴァンスの代表的な色目なので
フランス人のバイヤーさんに譲ってくれと言われました。
フランス人好みなのだと思います　

どうぞ大切に・・・大切にしてくださるかたに

ＳＩＺＥ：丈７１　上部　１４．５　裾幅８０センチ