１８世紀後期〜１９世紀初頭の
ルイ１６世紀様式のファイアンスフィーヌの大きな楕円八角皿です

薄手でリムも卍の様なＧのアルファベットの様な
美しい在り方で
北フランスの小さな窯、mathieu窯のものと伺いました

製造数少なく
市場には滅多に出てきません


個人的に　とても好ましく思う真摯な在り方の器で
使い込まれて　カトラリー跡・キズ　色づきが深みのある美しい景色になっています
リムに欠け１ケ所と
わかりにくいですがリムから伸びているライン１ケ所あります

ラインがあって　器の強度が弱くなっていますので
可愛い価格にしました
購入時　気づかなかったのですが
輸送の時に　表に出てきたようです


どこから眺めても見応えのある景色で
触ると　時の経過が映し出されるような・・・
２００年のときの情景が浮かぶような・・・
大切に　大切に使われてきた器です

チャームポイントは
裏の手の美しい手の甘さです
なかなかこういう素敵な製造時の甘さは
初期ファイアンスフィーヌでも見られないと思います

季節の果物やお野菜を・・・
また　午後の日差しや　夜のキャンドルの灯りでさえ
素敵に受け止めてくれると思います

ラインの在り方など　表裏わかりやすいように撮っていますので
画像をよく御覧になってください