フランス革命前のＶＥＲＭＩＣＵＲＥ。
マルセイユを３００年間　一歩も出ていない布地は

１７００年代初頭
ヨーロッパ諸国の王族やブルジョワ階級の
貴婦人が愛用した初期ピケドマルセイユのＪＵＰＯＮ用の布地です

恐らく　世界中探しても
もう残っていないのではないでしょうか。
フランスのミュゼにもありませんでした

眺めるだけで　３００年前の
フランスの宮殿に迷い込んだような・・・
そんな素敵な心持になれるので
どうぞ遊んで帰ってくださいね

フランスキルトの頂点であろう　飛び切りの逸品です

１７００年代初頭頃
本返し縫い（point ariere）の総手縫いの
マルセイユの当時２０００人いたといわれている
お針子さんが数ケ月かけて縫った
ＪＵＰＯＮ用のＶＥＲＭＩＣＵＲＥです

ピケ・ド。マルセイユの最高峰だと思います

使用感少なくマルセイユで残っていてくれました。
本当はマルセイユの港から諸外国の王侯貴族や
フランスの宮殿に行く布地です

何枚かを繋いでいて
その繋ぎ方も３００年前ですので　異なるサイズの何枚かを繋いでいて
テープも１９世紀のものとは異なる手です

経年で　小さな穴や中綿がぴょんと　とび飛び出ている部分
複数在ります
薄シミ２家所在ります
　見落しがある部分もあるかもしれまませんが
大きなダメージありません
目立つダメージは、画像に撮りましたのでご確認くださいませ

もしパリなどで出逢うと桁が一桁違うといわれているもので
善意で譲っていただいたので
そのままのフランス価格にしています

どうぞ大切に　大切にして下さる方に・・・

この１枚で展示会ができる博物館クラスのキルトです

糸が　光に輝いてきらきらするので
ぜひ　昼下がりの光の元でクロスや窓辺のカーテンにも・・・

ＪＵＰＯＮ作れるサイズで
布の宝石だと思います！

鋏をいれて　小さなハギレを作ろうかとも思いましたが
あまりに素晴らしいキルトでしたので
このまま大判で・・・・・

すべて端処理しています

新品ではありませんので
手の甘さや３００年前の古布に
ご理解のあるかたに・・・

（カレの１区画に８目で製作されています）
























































































薄シミ
（生紐からのものでしょうか？）






ぴょんぴょんと中紐がとびで飛び出た部分
それさえも可愛いと思えてしまいます
　

繋ぎ目



小さな薄シミ







繋ぎ目のほどけそうな部分
（でもしっかり繋がっています）



端処理の感じ