陶磁器(18・19世紀) > 逸品 南仏300年前 大らかで美しいfaienceオクトゴナルの器 美品
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逸品 南仏300年前 大らかで美しいfaienceオクトゴナルの器 美品
渋くて可愛い でも本物感いっぱいの器、
フランスのファイアンスの歴史がわかるような器なので
眺めて遊んで帰って下さいね(^^
南仏で出逢ったデルフトの流れを汲む
初期ファイアンスのオクトゴナル楕円大皿です
ミュゼで見たムスティエ窯の
1700−1720年のものと同手ですが
印がないので 詳細不明。
18世紀後期の器とは かなり手が異なります
厚みも 均一ではなく
釉薬もムラがあり
あら釉薬が落ちちゃったって感じの
水玉の釉の盛り上がりがあります
デルフト藍のような色目
渋くて可愛い花意匠。
周囲の藍の線は 手描き感満載です。
虫食い跡もいっぱい
リムにチップ、釉剥げありますが
ラインや大きなダメージありません
よくぞ300年近く このコンディションで
残っていてくれたと思います
裏がとにかく素敵で
印の代わりに
眺めの良い景色を残してくれました
大らかで エレガントな意匠の
フランス革命よりもはるか昔のフランスファイアンス、
ブルジョワ、貴族階級の器だったのだと思います。
いまは、田舎家の農家の
素朴な食卓が似合いそうです