ああ　いいなあと思ったジュイ更紗です
両面１９世紀ですが 紫ストライプの綿布の方が時代があって１９世紀前半頃。
ジュイ更紗は1850年前後のものでＮ３の初期の頃


片面：葡萄とかたつむりとロワゾー（鳥）・蜂が美しい
ジュイ更紗の意匠の綿布です。
天然ＧＡＲＡＮＣＥ
銅板捺染
オーガニック時代の木綿１００％


大量生産になる前のジュイ更紗
葡萄に蜂がとまって蜜をすっている様子や
カタツムリが　木の枝をのろのろ歩いている様子など
フランスのエスプリ効いて　とても洒落ていると思います

総手縫い。

１ケ所繋ぎ目あり
２辺端処理
２辺　切り離し

見落としがあるかもしれませんが
大きなダメージありません


両面ともに　とても上質の綿布を使っていて
つるつる　すべすべ　木綿なのにシルクにも似た肌触りです。

インド渡りの綿布だと思います

片面：１８２０年頃の
天然染色の紫の色目が美しいストライプの綿布です。
擦れ　擦れから生じた切れ　小さな破れがありますが
そんなにはきにならない程度です
他おおきなダメージはなく
この時代の布にしましては　良いコンディションです
１８２０年頃の　ジュイ小紋、オベルカンフ布製作所の見本帳に
同意匠ありました

どこか日本の古布にも通じるフランス更紗です。

使いやすいサイズで
１枚でキルトの役目を果たしますので
小さなソファーカバーや子供用のベッドカバーにも・・・

中綿は薄目です

儚い感じで　美しいと思います
ああ　いいですね　
古布感たっぷりです