１８２０-３０年頃
ＴＯＩＬＥ ＤＥ ＢＥＡＵＴＩＲＡＮです。
１7９７年に最初に製作されたＢＥＡＵＴＩＲＡＮ更紗の
銅板捺染の３版目だと思います
後にノルマンディでコピーが作られる布ですが
オリジナルのボルドー　ＢＥＡＵＴＩＲＡＮ製作。

銅板捺染
天然ＧＡＲＡＮＣＥ
オーガニック時代の木綿（恐らくインド渡り）

資料が残って入て　年代別の銅板の違いがわかる
貴重な布の１枚です

ブルジョワの男女の佇まいが美しく
様々な可愛い動物、蝶などの昆虫、
１８世紀の森の中の田園風景が素敵に描かれています

当時の王侯貴族、ブルジョワジーの館で
インテリア布として使われていたキルトで
裏も同時代です
総手縫い

表面に１ケ所　薄シミ
裏に数ケ所　薄シミありますが
大きなダメージありません
そのままでも　ちくちくにして
たくさんのパーツを作品になさったり
クッションなどにしたりと
楽しく使って下さい

まだ　ジュイ更紗の値上がり前に出逢ったものなので
当時の価格にしています
どうぞ大切にしてくださる方に・・・

２枚繋ぎです


タイトル：「愛の手管・あるいは快い授業」

製作者の印が「Ｐ メイエ・・・・」 ボーティラン メイエ工場製

ジュイの中でも 地域が限定できて
布の作られた工場までわかるのは 博物館の貯蔵品や本などに掲載されている
一部の布だけですので こういった布をご紹介できて嬉しい限りです。

眺めるだけでも 楽しいので
遊んで帰ってくださいませ ＾＾

トワルドジュイ博物館を訪問した時に
実際に展示されていて
ジュイ博物館の本にも掲載されています。
ミュルーズ博物館・ボルドーの博物館の貯蔵品でもあり
様々なミュージアムピースの布でもあり
間違いなくBeautiranを代表するジュイの布です。

１ケ所 手縫い修復在り。
男の子の顔の部分に小さな破れあり。
端処理が出来ていないので
端を縫って使用して頂く事になるのと
キルトの縫いの部分がとれているので
布のコンディションは良いのですが
破格の価格にいたしました。

ちくちくすれば
美しく すぐ使用できるコンディションになりますので
ひと手間 惜しまない方に・・・

クッションなどにしても可愛いと思います。
中綿は とても薄くなっています。


銅版印刷。

コットン製。
裏地は ＬＩＮ（亜麻）だと思います。
総手縫い

ＧＡＲＡＮＣＥ天然染め。

飾っておくだけで
毎日 幸せな心持ちになれる・・・・
そんな 限りなく素敵な逸品です。

古手のトワルドジュイ好きな方で
大切にして下さる方に・・・。