飛び切り美しい木版捺染のピケです
1760-80年の初期に多く製作されました花束と紐模様のオリジナル布です

上部に１ケ所
GARANCEのカレの手修復跡あります
天然GARANCE１色で、微妙に色が異なるのも素敵で
オリジナルの修復跡なので糸も古く天然GARANCE糸で修復されています

1780年頃
恐らくインド渡りの木綿
木版捺染
ＧＡＲＡＮＣＥ、インディゴもしくはパステルの
天然染色
花びらの中などは木版に針の埋め込みがあるのだと思います

アンジェやブールジュの手にも似ていますが
南仏モンペリエ近郊のウブダシ品なので
18世紀のモンペリエもしくはエクスの布製作所だと思います
オランジュでは少し遠い？

特殊すべきは200数十年経っているのに
色落ちがほとんどない事で
カーテンや日常使いで陽の光に当たっていないので
綺麗に残っていてくれたのだと思います

裏も18世紀のシャンブルリネン。
総手仕事で
特に端処理が素晴らしいと思います

端処理の糸はシルクです
当時のブルジョワ・王侯貴族階級の布です

オリジナルは本などでしか出会えなくって
市場にはなかなか出てこないので
探されていた方で大切にしてくださるかたに・・・

裏に小さな穴３ケ所ありますが・しみのない超美品です
3辺　端処理済み
1辺　切り離し

ぜひ、1辺を手縫いで処理して小さなキルトとして
使ってやってください

自慢の布です！