古布・リネン・レース > マルセイユから〜逸品18世紀後 VERMICURE（初期ピケ・ド・マルセイユ）×トラプント木綿布 美品
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マルセイユから〜逸品18世紀後 VERMICURE（初期ピケ・ド・マルセイユ）×トラプント木綿布 美品
布の宝石だと思います
1750-80年頃
マルセイユのブルジョワ階級からのウブダシ品です
個人的に初見で 資料として持っていたいなって思っている白キルトです
初期の本物のピケ・ドュ・マルセイユ（VERMICURE）の技法
×17世紀頃のトラプントの混じり合った白キルトです
トラプントとブティの技法の概念が
現在の日本と古いフランスの本では異なっていますので
フランス風に書くとシチリーから伝わったトラプントの一種だと思います
1780年頃にvermicureがあまりに手間がかかるので
今のブティの手法がマルセイユ郊外の主婦が開発したのですが
そのブティとは異なる技法です
VERMICUREの本返し縫いのステッチで
お花など施されていて
お花の中の花弁などが紐でなく中綿が詰まっている感じです
ぴょこんと裏から出てる綿を見ると太い紐かも知れませんが
裏の手が全てVERMICUREの手法とは異なっているような気もしますので
混じり合った二つの手法でと説明させて頂きました
マルセイユではVERMICUREだと説明されました(^^
資料的な枠割も持つ興味深い 美しい白キルトです
木綿は18世紀のインド渡り。
端処理だけ、19世紀になってからかも知れません
極小の茶色の汚れ わずかにありますが
250年前の白キルトにしましては とても良いコンディションです
VERMICUREやブティを既にお持ちの方ですと
違いを比べるのも楽しい時間だと思います
今回出逢った最期のVERMICUREになります
探されているかたに・・・
もうフランスにも残っていない
スペシャリテです！
パリなどにあれば、０が一つ違う価格で販売されていますので
大事にしてくださるかたに・・・
