19世紀 南仏農婦の天然インディゴ縞の
Siamoise布です
＊1687年のシャム大使訪問によって、フランスに初めて紹介された絹と綿の交織布。
最初は「シルク&コットン」の織布。
ポンパドゥール夫人のヴェルサイユの邸宅の目録にもカーテンやベッドカヴァー、
インテリア布として使った記述もあり 王侯貴族の高級布でした。
＊1693年に設立されたルーアンの布工場で 麻と綿の交織布が織られるようになり
Siamoiseと呼ばれる（ジュイ更紗のう〜んと前ね）
＊1736年にノルマンディーのメスレーで、白・青・赤・緑・黄色の
横または縦の縞模様の布の事をSiamoiseと呼ぶ
この辺りがミックスして １８世紀の（主にノルマンディー布製作所）では
麻と綿の白・青・赤・緑・黄色の交織布のことをそう呼ぶ
その後、南仏で この１８世紀で廃れつつあったSiamoiseが
１９世紀になってからも 農民が家庭で織るｊｕｐｏｎ用の綿麻縞織布として
残っていて
その南仏農婦の手織りのjupon用の木綿布です
とても珍しい布で ２度目の出逢いでした
ブルジョワではなく農婦のコスチュームなので
擦り切れてぼろぼろになるまで
着用されたので 現代まで残っているものは極わずかで
市場に出てくるのことも少ないのだと思います
仕付け糸もまだついていて
端は手縫い処理。
経年で スカートの下部分が、薄い折り染みあります
他 小さなダメ−ジはありますが
破れや目立つダメージはなく
良いコンディションで残っていてくれました
まだjuponに仕立てられる前の木綿です
端処理は 驚くほど細かな手縫いで 両耳付きです
農婦の手織なので 横幅が短く両耳付きで88センチです
19世紀の農婦のjupon布、野良仕事用のパンツに仕立てたり
農婦のポケットだったら いっぱい作れるし クロスにだってなる
もちろんjuponにも・・・
STOCK４
サイズ：88×65��
２つご注文でスト 88×130�僉〃劼欧燭泙泙如ΑΑ�
