古布・リネン・レース > 逸品18世紀 美しい天然インディゴIKAT布（ルーアン布製作所・SIAMOISE） 3枚手縫い繋ぎ41×136
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逸品18世紀 美しい天然インディゴIKAT布（ルーアン布製作所・SIAMOISE） 3枚手縫い繋ぎ41×136
18世紀後期
天然インディゴIKATの美しい布です
ルーアン布製作所で作られたものだと思います
（資料で同手の意匠がありました）
面白いのは 18世紀ルーアンの この意匠のIKATは
SIAMOISEとも呼ばれていて
全くの縞ではないのですが インディゴ×白の２色の縞IKATなので
SIAMOISEと呼ばれていたのだとおもいます。
IKATでも、３色になったり、意匠が異なるとその呼び名ではなくなるので
貴重な資料的な役割も果たすIKATだと思います
インド渡りの木綿で作った SIAMOISEと呼ばれたIKAT、
インドから渡ってきた名前と木綿のフランス製のオリジナル、個人的に大発見で 嬉しいです！
端処理は切り離し
３枚手繋ぎで 糸も当時のものです
総手仕事
天然インディゴの気配が濃く残っていて本当に美しく
よく こんな良い状態で残っていてくれたと感謝しました
インド渡りの木綿
とろとろで さらさらで すべすべで・・・
オーガニック時代の 気持のよい木綿で
現代にはない 飛び切りの肌触りです
このままストールやクロスなどにも・・・
褒めたりない自慢の布です！
端に小さな穴あります
ちいさな茶シミの飛び散りあります
製造時の手織りの甘さあります
小さな穴は端だったので カットしてもよかったのですが
あまりにもったいないので そのままにしています
大きなダメージはありません
気づいたダメージは全て撮影しています
近年 天然インディゴは世界中で大人気で
入手困難で高騰しています
少し前に買ってコレクションにしていたものですので
フランス価格にしています
現存する唯一のIKAT工房のあるマヨルカでも
1900年代前半からは 合成染色になったようです
もう天然インディゴのヨーロッパIKATは アンティークしか残っていないようです
フランスの伝統的な意匠で 布製作所もわかる
飛び切りのシンプルで美しいIKAT。
IKATを最初に買われる方、もしくは最期にされる方にもぜひ・・・
長さがあるので
ストールくるくるにぴったたりで
体が喜ぶ布です。
虫よけにもなりますので、野良仕事などにも・・・
